この動画では、DiskDigger(ディスクディガー)で、データを復元する方法を紹介したいと思います。
みなさんは、誤って大切なデータを削除した経験は、ないでしょうか?
せっかく、時間をかけて作成したファイルや思い出の写真など…
この動画を観ると、DiskDigger(ディスクディガー)を使った、データの復元方法が学べます。
動画のチャプターも、下記の説明欄に記載しています。
必要なところだけを繰り返し学習することができるので、短期間で、パソコン操作の習得が可能です。
私もそうですが、「人は忘れる生き物」と言われているように、せっかく学習しても時間が経つにつれて、忘れてしまいます。
チャンネル登録すると、うっかり忘れたときに、すぐに参照することができるので、より効率的です。
では、はじめたいと思います。
概要(DiskDigger(ディスクディガー)について)
「DiskDigger(ディスクディガー)」とは、Defiant Technologies、LLCが開発し、無料版と有料版で提供しているデータ復元ソフトです。
普段、パソコンを使っているときに、うっかり、大事なデータを消してしまったことは、ないでしょうか?
そんな時に、頼りになるのが、機能制限付きでも、無料で使えて、シンプルな機能と操作性で、初心者でも、簡単にデータ復元が行えるソフトです。
Windowsパソコンには、「DiskDigger(ディスクディガー)」は、はじめから入っていないので、自分であとから追加する必要があります。
まだ、ダウンロードしていない方は、さっそく、ダウンロードして活用してみましょう!
DiskDigger(ディスクディガー)のダウンロード方法
では、ウェブブラウザの「Google Chrome(グーグル・クローム)」を起動して、アドレスバーに『ダウンロードサイトのアドレス』を入力し、[Enter]キーを押します。
その後、「Download DiskDigger | DiskDigger」 のダウンロードサイトが表示されます。
中央にある、「ダウンロード」をクリック、
ダウンロードが開始されるので、しばらく、待ちましょう。
インターネットの環境や、時間帯によっては、時間がかかる場合があります。
ダウンロードが終わりましたら、左下のダウンロードしたファイル「DiskDigger.ZIP」、右側の[∧]マークをクリックすると、メニューが表示されるので、[フォルダを開く]をクリックします。
「ダウンロード」フォルダが開きました。
次に、ダウンロードした圧縮ファイル「DiskDigger.ZIP」を解凍します。
解凍するには、ファイルを右クリックすると、メニューが表示されるので、[すべて展開]をクリックします。
「圧縮(ZIP 形式)フォルダーの展開」画面が表示されます。
今回は、展開先を変更せず、「ダウンロード」フォルダ内に展開するので、そのままで、[展開]をクリックします。
展開が開始されるので、しばらく、待ちましょう。
これで、圧縮ファイル(DiskDigger.ZIP)が展開されました。
「Google Chrome(グーグル・クローム)」は、もう使わないので、閉じてください。
DiskDigger(ディスクディガー)は、インストールなしで利用できるので、とても便利なソフトです。
DiskDigger(ディスクディガー)の使い方
事前に復元したいHDD、SSD、USBメモリ、SDカードなどを準備し、復元データを保存するためのUSBメモリなどを準備しましょう。
では、「DiskDigger(ディスクディガー)」の使い方を紹介したいと思います。
「DiskDigger(ディスクディガー)」を起動します。展開されたフォルダの中の「DiskDigger.exe」をダブルクリックしてください。
ユーザーアカウント制御で、「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞かれたら、[はい]をクリックします。
初回起動時に「ライセンス契約」画面が表示されるので、内容を読んで、問題なければ、「同意する」ボタンをクリックします。
「DiskDiggerライセンス契約」については、内容が英文なので、「Google 翻訳」を利用するとよいでしょう。
「DiskDigger(ディスクディガー)」が起動しました。
では、はじめにスキャン対象のドライブを選択し、
左上のツールバーの[次の]をクリックします。
「検索の種類」画面が表示されるので、次の2つの中から「スキャン方法」を選択します。
一つ目は、
「ファイルシステムをスキャンする(削除されたファイルをスキャンする)」
短時間でスキャンが可能です。
2つ目は
「より深く掘る(ディスク全体をスキャンする)」
時間はかかるが、より多くのファイルを検出可能です。
とりあえず、[ファイルシステムをスキャンする]から始めて、見つからない場合は、[より深く掘る]を選択しましょう。
では、[ファイルシステムをスキャンする]を選択して、
[次の]をクリックします。
スキャンが開始されました。しばらく、待ちましょう。
ファイルのスキャンが完了すると、「ドライブのスキャンを終了しました。まるまるファイル発見しました。」と表示されますので、[OK]をクリックします。
スキャンが完了すると、検出されたファイルが一覧表示されます。
「削除または既存のファイルを表示します。」の右側の[∨]ここをクリックすると、[削除されたファイルのみ]、または、[削除済みファイルと既存のファイル]の切り替え表示ができます。
「次の種類のファイルを表示します。」の右側の[∨]ここをクリックすると、
[すべてのファイルタイプ]、[写真]、[書類]、[プレゼンテーション]、[スプレッドシート]、[動画]、[音楽]、[カスタムフィルタ]、種類別にファイルを表示することができます。
では、ファイルの種類を[写真]タイプで見てみましょう。
一覧表示されたファイルには、現在の状態が表示されていて、
緑色の点(状態、回復可能)、:このファイルは回復可能で、元の状態のままです。
青い点(状態、普通)、:このファイルは現在存在し(削除されていない)、回復可能です。
赤い点(状態、上書きされました)、:内容が上書きされている可能性があります。
疑問符(状態、不明)、:ディスクディガーはこのファイルの内容が正しいかどうか自動検出できません。
となっていますので、ひとめで状態がわかるようになっています。
初期設定では、「リスト」表示になっているので、ツールバーにある「サムネイル」をクリックすると、検出されたファイル一覧をサムネイル表示にすることができます。
また、ファイルをクリックして選択すると、画面右側にプレビュー表示されました。
ツールバーにある「検索結果をフィルタリング」をクリックすると、
「検索結果をフィルタリング」画面が表示されます。
下記の項目から、ターゲットファイルを絞り込むことができるので便利です。
・ごみ箱から空になったファイルのみを表示
・ファイル名に以下を含む(大文字と小文字を区別)
・フォルダー名が含まれています(大文字と小文字を区別)
・最小ファイルサイズ
・最大ファイルサイズ
以上をを指定して、ファイル検索をすることができます。
フィルタリング項目が決まったら入力して、[OK]をクリックします。
すると、ファイルが見つからないので、「より深く掘る(ディスク全体をスキャンする」を時間はかかりますが、より多くのファイルを検出可能なので、試してみたいと思います。
では、ツールバーにある[前へ]をクリック、
「終了してもよいですか?」と聞かれるので、[はい]をクリックします。
すると、前の「検索の種類」画面に戻るので、[より深く掘る]を選択して、
[次の]をクリックします。
次に、「ファイルの種類」画面が表示されるので、回復したいファイルの種類だけを選択するようにしてください。そうすることで、ディスクディガーはより高速に実行され、回復可能なファイルのリストをソートする時間が短くなります。
今回は、PNGファイルを探しているので、[PNG]を選びます。
ツールバーにある[何も選択しません]をいったんクリック、すると、チェックボックスのチェックがはずれます。
次に、[PNG]のチェックボックスにチェックを入れて、
[次の]をクリックします。
スキャンが開始されました。しばらく、待ちましょう。
ファイルのスキャンが完了すると、「ドライブのスキャンを終了しました。○○ファイル発見しました。」と表示されますので、[OK]をクリックします。
スキャンが完了すると、検出されたファイル一覧表示されます。
PNGファイルに絞ってスキャンしたのですが、かなり数が多いですね。
一枚一枚確認するしかないようなので、項目の[サイズ]をクリックして、ファイルサイズの大きい順に並びかえて、プレビュー表示しながら、確認していきましょう。
やっと、なんとか見つけることができたので、このファイルを保存します。
では、選択したファイルを右クリックすると、メニューが表示されるので、「選択されたファイルを保存」をクリックすると、
「フォルダーの参照」画面が表示されます。
その時に、ファイルを保存するフォルダを選択するのですが、「復活した元のドライブと同じ所には保存しないで下さい」と表示されているので、パソコン以外のデバイスなどに保存することをお勧めします。そこで、USBメモリなどに保存するとよいと思います。
せっかく復元したデータをパソコン内部に保存すると不具合が起こる場合があるようです。
保存先に、外部のUSBメモリを指定し、[OK]をクリックします。
すると「登録キーを入力します」画面が表示されるので、
ライセンスキー入力を促されますが、5秒待つと「続行登録なし」ボタンがクリックできるようになるので、その後、[続行登録なし]クリックすると保存することができます。
USBメモリに復元したファイルが保存されました。
ただ、無料版の場合は、この作業を1ファイルごとにする必要があるので、復元したいデータが多い場合は、ちょっと、面倒かもしれませんね。
保存先には、「Recovered」フォルダが自動作成されるので、復元されたファイルの確認をしましょう。
ファイルをダブルクリックして開きます。
画像ファイルが表示されました。
時間はかかりましたが、ファイルを復元することができました。
データを復元する際の注意点
DiskDigger(ディスクディガー)のデータ復元は、HDD、SSD、USBメモリ、SDカードなどのあらゆるデバイスに対応しているので、皆さん、消えたファイルを諦めないでください。
誤って大切なデータを削除してしまった場合は、できるだけ、早めにデータを復元することをお勧めいたします。
それは、なぜかと言うと、削除したデータが他のデータによって上書きされるかもしれないので、時間が経つにつれて、復元することが厳しくなってしまうからです。
それと言うのも、Windowsパソコンは、日々、新しい機能とセキュリティー強化のために、Windows Updateを繰り返しているからです。
その他のUSBメモリ、SDカードなども、削除したデータを復元する前に、他のデータを保存してしまうと、上書きされてしまう可能性があります。
せっかく、時間をかけて作成したファイルや思い出の写真などを削除してしまった場合は、早めの対応が必要です。
そのためには、一度、本当にデータを復元できるのかを試してみるのもよいと思います。
そうすれば、いざというときに、冷静に対応することができると思います。
諦めないで!皆さんの失われたファイルを取り戻そう!
そして、最後に、このデータ復元ソフト「DiskDigger(ディスクディガー)」は、くれぐれも、【悪用厳禁】でお願いします。
以上です。お疲れ様でした。
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いかがでしたでしょうか?問題なく操作できたでしょうか?
みなさん、最後まで読んでいただきありがとうございました。
インストール ラボでは、いろいろなソフトのダウンロード&インストール方法などをご紹介していきたいと思いますので、よろしければ、チャンネル登録をお願いします。
あわせて、こちらの「YouTube」動画も、ご覧ください。
【無料で使える】
DiskDigger(ディスクディガー)データ復元ソフトの使い方!【悪用厳禁】
初心者向けに、DiskDigger(ディスクディガー)の始め方を紹介しています。
この動画では、DiskDigger(ディスクディガー)のダウンロード方法から使い方までを紹介したいと思います。
【ダウンロードサイト】
Download DiskDigger | DiskDigger
⇒ https://diskdigger.org/download
【目次】
00:00 オープニング
01:30 概要(DiskDigger(ディスクディガー)について)
02:37 DiskDigger(ディスクディガー)のダウンロード方法
04:45 DiskDigger(ディスクディガー)の使い方
14:54 データを復元する際の注意点